幼稚園ママの人間関係の難しさを描いた
漫画「ママ友がこわい」を読んでみました。
出典:ママ友がこわい©︎野原広子
この漫画、気になってたんですよね…
生きていれば多かれ少なかれ
人付き合いの難しさってあると思うんですが
この漫画は、
女同士だからこその
付き合い方の難しさに関して
すごく的確に表現していると感じました。
これから
ママ友づきあいが始まるお母さんに向けて
ママ友トラブルの気をつけ方も
教えてくれている漫画だと感じました。
私は電子書籍で購入したんですが、
LINEマンガというアプリで
無料で読めるようになっていました。
ガーン…
(細切れで1日たったら次の話が無料になるシステムですが…)
■目次
子供の仲良しのお友達のママは私の仲良しではない
出典:ママ友がこわい©︎野原広子
子供と自分は別の人間、
子供の友達とそのお母さんも別の人間、
なのに
仲良しと浮かれて距離をちぢめすぎて
痛い目にあった主人公:サキ。
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出典:ママ友がこわい©︎野原広子
自分と
仲良くしてくれていたはずの
ママ友が
急に態度を変えたことに関して
仲が良かった頃のことを思い出して
悲しくなる描写…
自分だけが仲間外れにされて
毎日無視されていることの苦痛…
女同士の人間関係の
あるあるをみながら胸が痛くなりました。
子供のことを考えると、
縁を切るわけにもいかない…
出典:ママ友がこわい©︎野原広子
ママ友って難しいな、と思ったと同時に
この漫画から学んだことは、
ママ友付き合いに限らない生き方そのものでした。
(一番下に書きました。)
ママ友と距離を縮めすぎてしまう日本の環境
子供が生まれて幸せなのに、
なんだか孤独…
そんな気持ちを共感してくれたのが
ママ友:リエだった。。。。
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出典:ママ友がこわい©︎野原広子
子育てで孤独な中で
共感しあえる人が見つかったら
仲間、同士って思いますよね…
産後のお母さんは、
集団で子育てをして身を守るために
本能で寂しく思うように
遺伝子にインプットされていることが
研究で明らかになっているそうです。
↓この記事で詳しく書いています。
ママ友との関係性が崩壊していったきっかけ
仲良しだったはずのサキとリエ・・
サキが無視されるようになった原因は
1つではなく、
複数の要因が積み重なったものでした。
出典:ママ友がこわい©︎野原広子
その1.二人目のこと
主人公、サキと
ママ友、リエの関係が難しくなったことに関して
「ママ友がこわい」では
2人目のことがあげられていました。
サキより3つ年上のリエは、
二人目の妊娠に焦っていましたが、
夫婦仲もいいわけではなく
夫はわかってくれない、と一人で抱えていました。
家族同士でのバーベキューで
リエの夫がサキ子の若さを褒めるシーンもあり
リエにとっては屈辱的だったと思います。
出典:ママ友がこわい©︎野原広子
妻の友達にこの発言、
現実にあったら
この旦那キモすぎでしょ、と
引きましたが。
サキはお姑さんから
「二人目はまだ?」攻撃を受けているものの、
リエに比べるとそこまで悩んでいる風でもなく
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出典:ママ友がこわい©︎野原広子
実際にすでに通院していると知らなかったとはいえ、
「まだ若いからそこまでしたくない」
と、年上のリエにいっちゃうサキも
どうなんだろう…とも思いました。
だからと言って
無視していじめる理由には全くなりませんが、
リエは負けず嫌いで
人と比較して自分が優っていることで
自分を保っているような性格なので、
複雑な心境の描写を読んで苦しくなりました。
その2.子供のこと
子供同士のいざこざがあって
子供から聞いて話したことを
子供経由に変な形で伝えられてしまい、
サキがリエの子供の悪口を言っていると
誤解をうんでしまったのも
きっかけの1つでした。
出典:ママ友がこわい©︎野原広子
一緒にいじめていたママ友に伝えられていたのは
この件だけだったようなので、
表面化していたきっかけは1つのようでした。
さらにサキの子供が
センターで踊ったことによって
リエのイライラは増していきました。
出典:ママ友がこわい©︎野原広子
大人だからこそ素直に感情を出さない部分もあって気持ちを察するのは難しい
何が原因で無視されるようになったのか、
リエがサキに対して
気に食わないとおもっていた気持ちや
サキがいじめられていた時に
くるしんでいた気持ちは
お互い話されていなくて
こじれまくっている全体を
理解できているのは読者だけという構図も
すごく描写がうまいと感じました。
苦しい、許せない、
わかってくれない、自分だけ、
などのネガテイブな感情がそれぞれにあって
大人だからこそ
表面だけいい顔をしたり、
苦しい気持ちを打ち明けられなかったりするから
余計話を難しくしているとも感じました。
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出典:ママ友がこわい©︎野原広子
ここでサキが
「大丈夫だよ、気にしてないよ」
っていうかわりに
とかいってたら、
いじめられていたしんどさが
伝わったかもしれないけど、
この時点ですでに
リエとはもう関わり合いたくないと
思ってるのもあってだと思いますが、
サキは感情とは逆の
「大丈夫だよ」と言っているので
リエからすると
ちょっと悪かったかしら…くらいにしか
思ってなくて、
さらに二人に温度差の出るラストになっていて
「変なホラーものよりも、よっぽど怖い…」
というレビューが
たくさんあったことに納得しました。
夫との描写、お母さんとのこと、
他のママ友とのことなど
まだ読んでいない人は漫画で楽しんでください↓
追記:LINEマンガというアプリで
無料で読めるようになっていました。
何気にすごく癒された脇役キャラ
サキの夫のおばあちゃん、
姑から二人目のことを言われていることを知って
フォローしてくれたこのコマが印象に残りました。
出典:ママ友がこわい©︎野原広子
幸せの形は人によって違っていて
人と比較してどっちの方が幸せとか
決めることじゃないっていう大きなメッセージも
伝わってきて、学ばせてもらいました。
このままリエが歳を重ねても、
周りの孫自慢に嫉妬して
「うちはまだ孫がいない」と、
子供に結婚をせかして嫌われるようなおばあさんに
なりそうだな…とも感じました。
↓25年後のリエとその子供、想像図
私が実際に経験したママ友トラブルについても
書いてみました。
ママ友トラブルというほどではないかもですが…
ママ友トラブル!?仲の良かったママ友との人間関係をしんどいと思ってしまった時のこと
私のプロフィールも、
4コマで描いてみたのでよかったら読んでください^^(6話まであります。)
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