5 出産とワンオペ育児、子供が可愛く思えないことの苦悩とお金の不安からのビジネスの勉強

出産とワンオペ育児、子供が可愛く思えないことの苦悩とお金の不安からのビジネスの勉強

待ちに待った
我が子との対面??と思いきや

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陣痛が始まって、
もう赤ちゃんと会える、と思って

病院に電話して
夫に連れて行ってもらうと

「まだ35週で
赤ちゃんの呼吸器が未発達な時期なので、点滴で止めますね」

と説明されて
産んでもいい1週間後(正産期)まで点滴で陣痛を止めながら
入院することになりました。

今日明日にでも
出産して
赤ちゃんと会えると
意気込んでいた私は

ちょっと拍子抜けしながら
止めていても
不定期にくる陣痛に慣れながら
1週間点滴をしてもらっていました。

この時は絶対安静で
食事とトイレ以外
座るのも禁止になってしまい、
記事作成の仕事は
納期が決まっていたので
事情を説明して
キャンセルさせてもらいました。

1週間
寝たままでいただけで
筋肉が落ちて
足が細くなっていました。

産婦人科の食事は
病院食と違って
栄養豊富な ”がっつり系” を
出してくれるので

最後の1週間で
体重はたくさん増えたと思います^^;

入院していた病室の上の階は
出産後の病室だったので
赤ちゃんの泣き声が
聞こえる時もあり、
お腹で動いてる赤ちゃんに会うのが楽しみでした。

出産が始まって

36週になった朝に点滴をとって
不定期に来ていた陣痛が
定期的に来るようになったので

夕方病院の診療時間が終わった後に
先生が診察をしてくれて
分娩室に移りました。

夫は出産の瞬間に立ち会うために
仕事を早く切り上げて
駆けつけてくれました。

なかなか陣痛の間隔が縮まらず、
次の日の
朝8時になってもお産が進まなくて、

このまま
陣痛誘発剤をうっても進まなかったら
午後2時に帝王切開で赤ちゃんを出しましょう、と言われました。

陣痛誘発剤を打ってもらって
陣痛の間隔が狭まり、
痛みもこれ以上ないと思うくらい強くなっているにも関わらず
赤ちゃんが降りてこない

・・・という状態になったときに

助産師さんが
『羊膜が引っかかってること』に気づいて羊膜を切ってくれました。

すると、
赤ちゃんはどんどん降りて来て
ついに対面することができました!!

早産で小さく生まれた我が子

とってもちっちゃな
女の子の赤ちゃんでした。

病院で授乳指導を受けたものの
体力がない赤ちゃんは
授乳の途中ですぐ寝てしまって
助産師さんが
3人がかりで起こそうとしても
起きないくらいでした。

退院してからも
体重が少ないので
定期的に
体重を測りに来るように、
と指導してくれました。

赤ちゃんは小さいからか
飲んで寝て…のサイクルが早くて
昼夜問わず
1時間半おきの授乳が始まりました。

夫は
ちょうど冬休みが始まる前で
冬休みまでの間有給をとって
家にいてくれたので
とても心強く感じました。

退院後は食事を作ってくれて
家事を手伝ってくれて、
夜中も泣いたら
一緒に起きてくれることもありました。

夫の冬休みが終わって始まったワンオペ育児

そして
夫の冬休みが終わって
子供と2人ですごす日々が
始まりました。

もともと私は子供が好きで、
子育ては楽しみでした。

年の離れた弟が産まれた時に
世話を手伝っていた自負もあって
いいお母さんになれる自信がありました。

小刻みの睡眠だったり
産後の体調が悪かったり
ホルモンの変化だったり
骨盤の緩みからか
沐浴後に腰痛がひどかったり

夫は仕事で
ほとんど家にいられなくて

仕事が忙しいので
夜泣きで支障が出ると困るからと
寝室も分けることになって

夫が朝飯と夕飯を食べる瞬間以外

赤ちゃんと24時間
2人っきりで過ごす日が続いて
あることに気づきました。

自分の子供が可愛いと思えない…

母から、
「自分の子供ほど可愛いものはない」

「子供のためだったら
いくらでも自分を犠牲にできる」

と聞いていたので、
私は母性が足りないのだろうか、
と不安になりました。

この時
相変わらず在宅ワークをしながら
貯金を切り崩していましたが、

少ない睡眠を削って
受けていた仕事は
時給100円以下で、

何を買うにも
時間で計算してしまうようになり
お金を使うことが怖くなりました。

産後2ヶ月目になって
外出するようになって
他の子供を見ると
可愛いと思えるのに、

自分の子は
可愛いと思えませんでした。

母性のない欠陥人間なのかもしれない…

ただ
他人の子供は可愛いと思うけど、
じゃあ
交換して世話をしなさい、
とでも言われたらどうか・・・

想定したところ、
可愛いと思えるか疑問、
と思うことに気づきました。

勝手なもので
責任がないなら子供は可愛いけど、

見守ってないと、
一瞬で命を落とすかもしれない、
なにかしてしまったら
子供の将来に影響を与えるかもしれない、

わからないことが多い中で
自分1人だけに責任がある状態は
怖くて逃げ出したい気分でした。

余談ですが、
孫が可愛いのは責任がないから、
と言われますが
両親が忙しく
祖父母が孫の世話をしている状況では

たとえ孫でも
可愛いと思えるかどうかは
微妙だと思います。

(孫育てノイローゼで
一歳半の男の子を
刺してしまったおばあさんの事件は、

かわいい孫なのにどうして…
と普通の精神状態なら思えますが、

孫を高齢者が育てるのは
体力面の負担も考えると

相当しんどくて
精神的に病んでいたのだろう
と想像します。)

もちろん
ワンオペ育児で奮闘している中でも
子供を可愛く思う人もいるから
私は耐性が足りないのかもしれません。

でも
自分の子供を可愛くない、
と思って悩んだ時に

ネットで色々な検索をしていたら
同じように悩んでいる人が
たくさんいることがわかって、

大きな声で
「自分の子供が可愛くない」
とは言えないけど
心の中に抱えているお母さんは
少なくないと実感しました。

2人目を考え始めたきっかけ

育児で悩んでいる時に、
祖父が亡くなって

祖父のお葬式で
3兄弟を育てている親戚に
あいました。

「子供、可愛いですか??」
と聞いたら

3人の男の子たちに
お菓子を食べさせながら、

「1人目は、大変でしょう?

 私も1人目は大変で
可愛く思えなかったな

 2人目から
やっと可愛くなって来た、

2人で遊んでてくれることもあるから世話は増えるし忙しくなるけど、
子供と1:1の時よりは
精神的に楽なったかな

 3人目なんて、一番可愛いよ。
お母さん業、慣れて来たのかな、

 やっと子供が好きになった 」

と答えてくれました。

やっぱり
私だけじゃないんだ…
と勇気をもらったと同時に

1人でも
こんないっぱいいっぱいだから
2人目は考えられない、
と思っていたけど、

子供と2人っきりよりも
精神的にはしんどくないのか…と

2人目の赤ちゃんのことも意識し始めました。

育児中のつわりと、
お金を稼ぐ準備を始めたこと

そして
上の子が1歳半になった時に
2人目を授かったことが
わかりました。

妊娠発覚に大喜びをした私でしたが、

つわりがひどくなって来て、
また精神的に落ち込みました。

つわりの辛さを共感できる人が欲しくて、2ちゃんねるで
「つわりで辛くて死にたい人」
みたいなスレッドを見ながら

時が過ぎるのを待ちました。
(なんてメンヘラ…)

この頃から
私は内職で依頼してもらえなくても
自分の力で稼ぎたいと思って
収入アップを目指して
ビジネスの勉強を始めました。

毎日子供が寝てから
夫が帰宅するまでの1〜2時間を
ビジネスの勉強にあてていました。

夫は体が丈夫ではないし、
何かあった時に対応するには

普通に働くのでは
無理だと思ったのもあります。

そして
収入アップのために
ビジネスの勉強を進めていったところ、

こちらへつづく

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