親の過干渉が子供に与える影響とは…挑戦できる子供を育てるための言葉『上京物語』より

親の過干渉が子供に与える影響とは…挑戦できる子供を育てるための言葉『上京物語』より

なんかタイトルが偉そうなんですが、

 

子供の育て方のことで

思うところがあって

響いた言葉に出会ったので

紹介したいと思います。

 

私の幼少期はとてもおとなしい子供でした

 

・・・というのも、

 

私は小さい頃から、

母に守ってもらっている

おとなしいこどもでした。

 

たいそうすわり

 

補足
プロフィール(4コマ有)でも書いています。

1 初めから結婚が破綻していた両親と子供にだけ愛を注いでくれた母

 

 

そんな私が大人になって

周りからも驚かれるほど

やんちゃな女の子が

産まれました。(上の子)

水たまりで遊ぶ娘

 

上の子の時は、

どう対処すればいいのかわからなくて

困ったことは多かったものの

子供のやりたいことを

そのまま見ていました。

おりられない

2人目の育て方で過干渉気味になった私

 

そんな中で2人目が産まれて

赤ちゃん なく

1人目の経験から

子供が行動した後、

自分がどう困るのかが

見えるようになりました。

 

 

そして無意識のうちに

下の子の行動を

制限するようになっていました。

 

 

「そこに入ったら

 帰りが大変でしょ!」とか

 

「自分でやったらこぼすでしょ!」

とか

 

あとが面倒になってしまうことは

行動する前に

止めてしまっていたことも

多々あります。

 

干渉せずに育てた上の子と過干渉気味に育てた下の子の違い

 

その影響かなと思うのですが、

 

 

例えば公園に行っても

 

上の子は私の顔色も見ずに

いろんな遊具に飛んでいく

好奇心旺盛な子で、

 

 

下の子は外出先ではいつも

私にしがみついて動かない子でした。

(家では割と活発ですが…)

しがみつく子供

 

そして読んだ本の中に、

こんな言葉があって

私に強く響きました。

 

過干渉によって子供の「やりたい」意欲を排除した後に子供がどうなっていくか

 

小さい子供は挑戦に満ちている。
うまく行くとか行かないとか考えずに、なんでも自分でやりたがる。
たとえばコップに飲み物を入れたり、それを運んだりしたがる。

でも、親はそれをさせたくない。なぜかわかるかい?
そう、こぼすと面倒だからね。しかも、ほぼ間違いなくこぼす。つまり、それをやらせると、予想した面倒が必ず起こるんだ。
そして「余計なことをするな」と怒る。
そんなことを続けていくと、どうなるか。

子供は挑戦する勇気をなくすんだ。

何か新しいことに挑戦すると、まずは必ず失敗する。
失敗すると、大人に怒られたり、責められたりする。
もちろん子供にとって怒られるのはうれしいことではない。
そこで絶対に成功しようと頑張るようになるかというと、そうではない。だって頑張ったってうまく行かないんだ。初めてやることはうまく行かないものだからね。
そうなると、怒られないようにするための手段は1つだけになる。

それは、新しいことに挑戦することそのものをやめることだ。

そうやって育っていった子供たちは、小学校、中学校を経て高校、大学へと進む過程で、受験に失敗しないように、大切に大切に育てられる。
つまり大学というのは、勉強において大きな失敗をしなかった人たちが集まる場所になりやすいんだ。

(出典:上京物語 喜多川泰)

 

ここを読んで

子供がやりたいことを

親が先回りしてしまっていた

状態だったことに気づきました。

 

そして

挑戦したいと思い続けながらも

失敗を恐れて

自分のやりたいことも見つからずに

人生が楽しくない、と感じてしまう

本の中の人物と重なりました。

 

 

この本自体は

高校を卒業して進学するために

上京する息子に書いた手紙という設定なのですが、

 

その後、

挑戦するのを恐れながら生きると

どういう人生になるか、

 

子供が自立して

家庭を持った後のことまで

追体験できる本で

育児に関しても非常に勉強になりました。

 

こちらの記事で書いた通り、

挑戦することに背中を押してくれる本でした。

やりたいことがあるのにできない…と思っているあなたへ 行動できる自分になる言葉(『上京物語』より)

 

 

過干渉気味に接してしまった下の子の最近の様子

 

家では活発で

とてもよくしゃべるのですが、

 

極度の人見知り・場所見知りで

少し心配していました。

 

そんな下の子ですが、

4月から

幼稚園(こども園)の満3歳児クラスで

お世話になるようになって

 

先生やお友達に関わってもらえて

周りにも興味を持つようになりました。

 

 

それまでは私以外の大人と

関わる機会がほとんどなかったので、

私以外の関わりができてホッとしています。

 

 

子供がこれから

「自分のやりたい」ことに出会えた時、

挑戦できるように

 

失敗体験も成功体験も

自分で経験して

味わっていってもらえるように

 

一回の人生を

つまらなかったと思って

終わることのないように

 

私は干渉しすぎないように

気をつけた方がいいんだな、と思いました。

 

補足

↓もし本の中身にも興味があったら…

以前読んだ本でしたが、

Amazonの読み放題プラン(無料体験あり)で

無料だったので再度読みました。

 

 

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ブログを読んでいただきありがとうございます。

こんな子育てをしている私のプロフィールを

4コマ漫画(全6話)で書いています。

よかったら読んでください!

1 初めから結婚が破綻していた両親と子供にだけ愛を注いでくれた母

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2 件のコメント

  • さとりんさんの体験談、とても考えさせられます。
    過干渉は、子どもの自発性を削いでしまいますね。

    たとえ失敗したと思っても、さとりんさんのように子どものことをよく考え、今ここから関わり方を改めることが大切なんだなぁと改めて思いました^^

    ありがとうございます。

    • ミモザさん。コメントに気づくのが遅くなって失礼しました!!
      ありがとうございます。
      子供のことをちゃんと考えられている親かどうかは
      自信が持ちづらいですが、
      自分が過干渉な環境だったので
      自分で考えることをしないまま大きくなったように感じるところが多く、
      子供たちには、自分の力で生きている実感を味わって大きくなってほしいと切に願ってます。

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