私達が子供の頃はまだ
厳しく育てる家庭も多かったかと思いますが
今は良いところを褒めて伸ばそう…という
育児本が多く、私を含めて
影響を受けている親御さんも多いのではないでしょうか。
子供に怒りますけどね…
そんなご時世のなか、
ニューヨークの心理学医ママが伝える
最新の研究を取り入れた育児本の中に
「子供は褒め方によって
積極的にも消極的にも変わる」という
実証結果が出ていることが書かれています。
「ただ褒めればいいわけじゃない」
「褒め方によっては子供が生きづらくなる」
ことがわかり、
病んでしまった友達のことも思い出して
内容に深く納得しました。
そして
『出来るかどうかはわからないけど、
やってみたい、やってみよう!!』
という意欲を持って取り組む力である、
「自己効力感」を高める関わり方が
子供の将来の生きづらさの軽減に
密接な関係があることを理解しました。
子育てをする上で
親子共に幸せに生きるために
必要なことだと思ったので
忘れないように
ブログにも書いてみることにします!
■目次
子供を能力や「できたかどうか」の結果で褒めることの弊害
人間はもともと
自己効力感を持っている生き物で
子供はチャレンジ精神が旺盛なのに
褒め方によっては、
自己効力感を阻害するというから驚きです。
実際に、小学校5年生を数百人集めて
実験したところ、
能力を褒めたグループの子供達は
難しい課題に出会ったときには
「自分の能力が劣っている」と思い、
挑戦するのを避ける傾向にあるというのです。
逆に
努力したプロセスを褒めた
グループの子供達は、
難しい課題ができなくても
「なかなか解けないからもっとがんばろう!」
と前向きに捉えて、
できる問題よりも
むしろ難しい問題に出会った時の方が
面白い、と答えたことがわかりました。
参照:子どもの自己効力感を育む本の内容の一部の要約
上の実験の場合は勉強ですが、
勉強に関してだけでなく
子供の楽しんで挑戦したい気持ちを
つぶさないためにも
子供の能力を褒めることは
要注意だと感じました。
『能力・結果を褒めること』
『人と比べて褒めること』によって
子供は
できているから価値がある、
人と比べてできるから価値がある、
という理由での自己肯定感を持つことになり
とても脆く、壊れやすく、
失敗する可能性のあることには
やりたくなくなってしまい、
新しい挑戦を楽しめなくなってしまう
恐れがあるということです。
以前、幼稚園の説明会で
副園長先生が似たような話を話してくれて
プロセスを褒めるは
気をつけていたつもりでしたが、
本を読んでみたら出来てないことも多く、
実践的なことがたくさん書かれていて
取り入れやすく感じました。
今まで結果ばかり褒めてたけど…と思っても
ほとんどの場合がそうだと思います。
私自身、過程を
褒めてもらった記憶はないですし…
でも、実験で5年生の子供たちに
明らかな差が出たように、
子供が何歳からであっても
(例えば30代の自分自身に対してでも)
関わり方は改善していけるんじゃないか、と思いました。
優秀で精神を病んでしまった友達の話
昔、趣味の集まりでたまたま知り合って
学校は別だけど
仲良くなった友人がいて、
この自己効力感の本を読んだことで
彼女の行動に納得したので少し書きます。
地元では頭が良いと有名だった彼女は、
上京して有名大学に進学して、
心を病んでしまって治療中でした。
すごく大事にしてくれている
自慢の恋人がいる状態でも
別の男の人(彼女もち)の気をひいて
彼女以上のポジションを狙ったり、
同時に男友達にも気をもたせてみたり…と
それを自慢げに話す友達を理解しづらく、
不思議に思っていましたが
幼少期からずっと能力面で
褒められてばかりだった彼女が
上京して周りも優秀な人が多い中で、
人と比べた時の自分の価値を見出しづらくなり
もがいていたのかもしれない…と改めて思いました。
周りからの期待と称賛を受けながら
育ってきた彼女は彼女で
生きづらさを抱えていたんだと思います。
子供が能力を褒めてもらいたがる…対策は?
子供たちが褒めてほしくて
兄弟よりも自分をみてほしくて
「下の子に比べて上手にできたよ!」
「上の子に比べて
これがたくさんできたよ!」
うちの子も能力・結果・比較で
褒めてもらいたがります。
そこが一番認めてもらえやすい点、
褒められやすい部分だと
認識しているんだと思います。
そういう時に本に書いてあったことは
そのまま褒めずに、
工夫したところはここかな?
どこが大変だったのか?とか
興味をもって聞くこと、
能力・結果・比較で褒めて欲しがっても
褒めないように視点をずらして
努力のプロセスを褒めるように
気をつけることが大切ということでした。
そして実際に
気をつけるようにしてみました。
早速努力のプロセスを褒めてみた時の子供の変化
下の子がぬり絵をしていて
「見てみて〜」と言ってくる時に
今までは「上手にぬれたね!」と
結果を見て対応してしまっていましたが
「ここは色々な色を使っててかっこいいね、
一生懸命丁寧にぬったんだね!!」
とプロセスを褒めるように
意識的に変えました。
すると、
絵が得意な姉にはかなわない、と
ぬり絵ばかりしていた下の子が
昨日は初めて絵を描いてプレゼントしてくれました。
お化けとチューリップの絵だそうです!
得意で褒められるからとか、
人よりもできるからとか、
そういう指標じゃなくて
楽しい!やってみたい!で
学んだり遊んだり挑戦して
自分の好きを見つけていけたら
いいな…と思いました。
褒める時だけでなく子供が失敗した時、困った行動をする時も…「子どもの自己効力感を育む本」
ここでは褒め方について
書かせてもらいましたが、
子供が失敗した時、
問題行動をとった時、
やる気と自信がない時、など
親はどう対応するのが効果的か…
実際にこんな言葉がけをしていきましょう、
という具体的な内容が載っていて
とても勉強になったので、
やりとりの中に取り入れていきたいと思いました。
この著者の本を3冊読みましたが、
どの本もとても実践しやすく良書で、
↓特にこの本は具体的でした!!
こうやって育児に関する内容も書いてますが、
子供のいる主婦が在宅でもできた仕事、
在宅の収入を上げるために役立った無料動画についても
書いています。
ワンオペ育児中の専業主婦の私が、在宅でのパソコン・スマホ作業の中で一番収入を得られた仕事【画像付き】
【なぜ無料?】主婦が在宅でも十分な収入を得られるようになったオススメ動画を紹介!
こんにちは、ワンオペ育児中の主婦、さとりん(satorin_01)です。
在宅ワークのAmazonでの物品販売で、
最高月商188万円、最高月利50万円を達成しました。くわしくはこちら